―アーティストは事業主

プロの世界で活躍する芸術家は、芸の追求と収入のためのビジネスを両立しています。

ただし、総務省のデータによると、日本の音楽家の82%は複数の仕事で生計を立てている事業主（フリーランスや起業家）なのです。

このような働き方は、近年、「スラッシュキャリア」「ジョブ型雇用」などバリエーションが増えており、やりがいと生活を両立させる新しい働き方として注目されています。

―才能は知られて価値を持つ

優れた才能も、知られなければその価値は伝わりません。

そのために必要なブランディング・営業・マーケティングといった業務をやるのは「アーティスト自身」です。

海外では1990年代には既にアーティスト自身がビジネスを主導するのが常識とされており、エージェント・マネージャー・プロモーターをアーティスト自身が雇って活動しています。

― 生き方を学ぶ

日本ではデビューにたどり着いても平均２～３年と短命に終わってしまうアーティストが大半です。

海外の芸術系の教育機関では起業家教育が取り入れられており、当学院でも在学中から仕事を体験しながら学んでいただきます。

生き方のバリエーションを知ることで、活動に刺激をもたらし、セカンドキャリアまで見据えたキャリアを築くことができます。